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観劇すること幾星霜。

ジル・リチャンヌが観劇の話をするぶろぐ。

【好きなヒト】冠徹弥さん vol.1

最近、好きなものに於いて点と点が繋がることがすごく多い。
それは小さな頃に好きだったものが20歳になった今好きなものと実は大きな共通点があるとか、全く関係がないと思っていた2つの今好きなものが実は繋がっていてまさにこの瞬間コラボ企画が発表されたりといったことである。

 

今年一番驚いたのは、小学生の頃に見て大好きだった実写映画版デトロイトメタルシティの劇中歌SATSUGAIの歌唱を担当しているのがなんと劇団☆新感線の音モノで活躍するあのTHE冠・冠徹弥さんだったことだ。


私は小学校高学年の頃に初めて映画版デトロイトメタルシティを見て以来中学を卒業する時期までカラオケで必ずと言っていい程毎回本気を出してSATSUGAIを歌っていた。高校生になってからはこの歌詞が同行者を引かせることに気づき一人の時以外は歌はないようにしたものの、ずっと好きな曲のひとつである。
SATSUGAIをはじめ、スラッシュキラーやグロテスクが入ったアルバム魔界遊戯をiPod nanoにいれ登下校中の地下鉄で聞いていたのはなんとも懐かしい記憶だ。
そんなSATSUGAIを私はなんの疑問も持たず、本当にヨハネ・クラウザーII世が歌っているものだと思っていた。言ってしまえばこの曲はクラウザーさんのものであることは間違いなく誰が歌っているかなど考えるという考えがそもそも無かったのだ。

 

中学を卒業したあたりからメタルと並行してテクノポップにハマり徐々にメタル音楽から離れ始めた。もちろん魔界遊戯を聞く機会も減り、DMCは昔好きだったバンドとして記憶の底に仕舞われていった。ちょうど同じ頃、通っていた高校の演劇部宛に野田秀樹さんのNODA・MAP『THE BEE』の公演チケットが届いた。成り行きで演劇部部長をしていた私はそれをきっかけに本格的に観劇にハマりだし数年後たどり着いた劇団☆新感線で、彼の歌声に再会した。

実を言うと最初は彼がヨハネ・クラウザーII世の歌声を担当した歌手だとは気が付かなかった。
ただ、彼の歌声がとても好きで、『五右衛門VS轟天』のサウンドトラックCDを今度はiPod touchに入れ特にお気に入りだった"京都炎上"を繰り返し聴いた。
『五右衛門VS轟天』の大阪公演が終わって数ヶ月経ったある日ふとこのCDだけでは物足りなくなり、彼の本職であるメタルの曲を聞こうと何気なく「冠徹弥」と検索した。そこで目にしたのがヨハネ・クラウザーII世のアテレコについての記事だった。その時私は雷に撃たれたような感覚を覚えた。ああ、好きなものからは離れられないのだ、無意識のうちに惹かれいつでも再び出会ってしまうのだと。


さらに先日冠さんのツイッターを見ているとまたあらたな発見があった。なんと、アニメ・ギャグマンガ日和のエンディングテーマを歌っていたのも彼、冠徹弥さんだったのだ。あまりの驚きに本当に目が点になったかのようだった。ギャグマンガ日和は私が小学校高学年から中学生まで学校でとても人気のあった勿論私も大好きなアニメのひとつである。こんなところでも出会っていたなんて、しかも今この時その事実を知るなんて、夢にも思っていなかった。
ここでも、好きなものからは逃れられないと強く感じた。


何度も無意識のうちに冠徹弥さんの歌声を求めていたのかもしれない、これからは彼を彼として追い求め支えるいちファンとして付いていきたいと思う。

劇団☆新感線秋興行VBBも大阪千秋楽で彼の歌声をまた聴けるのを楽しみにしている。

 

今回は、実はとても思い入れの深い大好きな歌手・冠徹弥さんについて記したが他にもこうした驚きの繋がりはまだまだある。
観劇記事の合間に少しずつ書き留めていきたい。