幾星霜

わたしのため、書き置き

感動を取り戻すために

今日は意欲的に低迷した1日だった。

 

ペペロンチーノを作って食べた。

本を読んだ。

新しく入ったコミュニティに向けて挨拶をした(すぐに返信が来てびっくりした)。

 

なんやかんやと活動はしているが、基本ベッドの上で過ごした。

 

こういう日は元気が出るのを待って結局泥に沈むように過ごしてしまう。

逆に外に出てなんやかんやと活動した方が元気だ。

いや、元気だから活動できるのか。

 

休職に入ってから明日で丸2ヶ月。

自分について考えすぎて気持ちはそんなに晴れていない。

でも、「楽しい」が分かるようになった。

ライブに行って音に身を任せて踊る楽しさがやっと感じられるようになった。

まさに”感動”だ。

 

ちょうどメンタルが限界になっていた5月から最近にかけて、

スサシちゃんのライブを定期的に観ていた。

5月ラッシュボールR、カミコベ

6月ワンマン

7月梅雨将軍、新世界フェス

8月サニサー、マッドワールドオーダーvol.4

いつだって楽しかったけど、

ワンマン(休職の1週間程前)の帰り道

「本当に限界が来ている」と思ったのをよく覚えている。

ワンマンは最高の演奏と最高の構成で、

整番は悪かったのにたまたま良い場所で見れて文句なしの大満足だった。

なのに心がどこか遠い気がして、

本来感じたであろう今この瞬間にしんでもいいと思うような高揚を感じ取れない自分に対して、今まで許せなかった気持ちが諦めと受容に変わった。

「このライブを見て湧かないなら、もう休んだって良い頃だろう。」

 

梅雨将軍も新世界フェスも今月観た2つのライブも兎に角最高だった。

特にMAD WORLD ORDERは珍しい曲もたっぷりのロングセットで、休職で部屋に籠もって1人で聞いていた音楽が目の前で演奏されていることに救われるようだった。

音に身を委ねる、興奮に心がこの瞬間だけを捉える感覚を思い出した。

 

このままいけば心がまた戻ってくるだろうか。

ライブだけじゃない、芝居や映画でも、心が震える体験がしたい。

それだけを追いかけて生きてきたのだから。

 

次のライブは9月。それまでに旅行に行ったり、復職の予定もある。

少しずつ取り戻したい。